2022年5月公開講座:日本のリプロダクティブ・ライツの問題を考える

【日 時】2022年5月29日(日) 14:00〜16:10
【会 場】 オンライン開催【参加費】支援教育センター会員無料(2021年度または2022年度)、一般1,000円、学生600円

世界の多くの国で使用されている中絶ピルは、日本では認可されていません。そのた めに、女性に負担が大きく費用も高額な方法が用いられています。また母体保護法は 中絶に「配偶者の同意」を必要としているために、女性が望んでも、配偶者やパート ナーの同意を医療機関に提出しないと中絶が受けられません。中絶を希望しながらで きず、誰にも相談できずに孤立出産に至り、新生児死亡になって、女性が罪に問われ る事件が生じています。

さらに日本に住んで働く外国人技能実習生は、妊娠によって解雇されたり、帰国を強 要されることがあります。自国では使える避妊方法や中絶ピルが日本では使えず、妊 娠したら孤立出産に追い込まれる例があります。ベトナムからの技能実習生だったリ ンさんは妊娠を相談できず、自宅で死産し、その遺体を保管していて「死体遺棄罪」 で逮捕されました。有罪判決に対して無罪を主張し、最高裁判所に上告しています。

リプロダクティブ・ライツの問題は女性の人生に大きな困難をもたらします。暴力と も密接にかかわります。日本の状況を知って考え、変えることを一緒に考えませんか。 講師:塚原久美さん 佐久間順子さん
【定員】200 名(先着順)【申込】Peatix にて受付中 (会員も無料チケットをお 求めください)

下のリンクからお申込みください。

https://peatix.com/event/3226684/view

チラシ