研修講座

2018年度研修講座

※2018年度研修講座の募集は終了しました。
・Aコース
・Bコース
・SANE:性暴力被害者支援看護職養成コース

【会 場】 東京有明医療大学
住所:東京都江東区有明2-9-1
交通:りんかい線(大井町—新木場)「東雲(しののめ)駅」から徒歩約13分
ゆりかもめ線(新橋—豊洲)「有明テニスの森駅」から徒歩約10分
都営バス(東京駅八重洲口・丸の内口から、門前仲町から)「有明小中学校前」から徒歩約2分

●現在の形式での研修講座は2019年度で終了予定です。

パンフレット送付をご希望の方は、お名前・ご住所・メールアドレスを明記の上、メールまたは問合せフォームよりご連絡ください。
なお、会員の方、研修講座や公開講座に参加したことのある方には、全員にお送りいたします。

*hotmailをお使いの場合、当センターからの返信が届かなかったり、迷惑メールフォルダに保存されるおそれがあります。それ以外のメールアドレスでご連絡いただけると助かります。

■日程■

第1期:2018年7月14日(土)・15日(日)
第2期:2018年11月10日(土)・11日(日)
第3期:2019年 2月9日(土)・10日(日))

A,B,C各全期、SANEを修了した方に修了証を発行しています。

研修講座は、支援の最先端をわかちあえる場です。

A コースは、多様な現場で支援に取り組む講師が、最新の情報や知識をギュッとむすんで、お伝えします。全国の被害者支援に関心のある参加者の皆様とのつなが りをつくる場ともなっています。支援者として活動している方、これから活動しようとしている方、すべて対象です。できるだけ全期ご参加ください。(定 員:80名)

Bコースは、講師の話の深まり、広がりの中でそれまで抱いていた疑問や悩みを越えて新たな世界が開けていく、そんな講座を揃えています。支援の最先端をわかちあえる場となります。Aコース(2010年度までは基礎コース)全期を修了した方が対象です。(定員:30名)

Cコースは、隔年で実施しています。次回は2019年度の予定です。AとB各全期、またはAコース全期とSANEコースを修了した方が対象です。全期すべてに参加することが条件です。女性会員限定。(定員:20名)

SANEコース(性暴力被害者支援看護職養成講座)は、看護師・助産師・保健師の方が対象です。原則としてAコースを先に修了していること、全期すべてに参加することが条件です。女性限定。(定員:30名)

■募集参加要項・申込■
次の4種類の方法からお選びいただき、お申し込みください。
5月31日(木)必着です。

※募集は終了しました。

1.【講座お申し込みフォーム】はこちら
2.参加申込用紙をFAX(03-5684-1412)
3.E-mailで参加申込用紙を添付または必要事項を入力の上送信(shienkyo@vega.ocn.ne.jp)
4.参加申込用紙を郵送
(女性の安全と健康のための支援教育センター
〒113-0033 東京都文京区本郷1-25-4 ベルスクエア本郷7階)
※申込書等のダウンロード:募集要項参加申込書(個人用)・公費参加申込書(個人用と併せて送ってください)

■プログラム概要■
プログラムは3期に分かれています(すべて土日)。事情により予告なく講座の順番や講師が変更になる場合があります。(プログラムのダウンロードはこちら

●Aコース

A1 ワーク:多様化社会とは 朴 和美
まずは自己紹介などを通して、研修参加者同士が知り合いましょう。単一民族・文化・言語神話による同化圧力の強い日本社会で、多様化社会を実現するためには一体どんなことが必要なのかを一緒に考えていきます。

A2 障害のある女性と複合差別 佐々木貞子
障害のある女性は性差別と障害者差別を複合的に受けている。視覚障害当事者である講師も同様だ。障害のある女性が置かれている現状と、適切な支援のあり方を学ぶことによって、社会の側の課題をしっかり共有したい。

A3(1期)・A11(2期) 女性への暴力と社会構造 ① 総論 ②性暴力 角田由紀子
なぜ、女性への暴力が肯定され、助長され、容認されてきたのか。社会構造へ深く視野を拡げることで問題の核心に迫り、より確かな支援者を目指す。①総論、②性暴力をテーマに批判的考察を試みる。

A4 子ども虐待:チームによる支援の取り組み 松田博雄
日本で早くから子ども虐待の早期発見や親支援を行ってきた(福)子どもの虐待防止センター:CCAP。他職種専門家チームの実践や虐待に関連する発達障害の支援などを紹介する。

A5 女性への暴力被害相談 : 基本的な考え方と実際 池田ひかり
DVや性暴力などの被害を経験した女性に対する支援の基本姿勢や心理教育、情報提供の仕方、関係機関との連携のとり方、相談時の配慮など基本的なことを学ぶ。

A6 リプロダクティブ・ライツ ① からだ、私たち自身 麻鳥澄江
「私のからだは私のもの」という言葉で、1970年代、おんなたちの性と生の解放運動が始まった。それはDVや性暴力被害について「沈黙を破る」当事者運動でもあった。それから50年近くたつ今、おんなたちの情況は。

A7 サバイバーとアディクション 湯本洋介
暴力被害を受けた人のトラウマと、アディクション(嗜癖)ーアルコール・薬物依存、ギャンブル依存などの基礎知識、医療的ケアと回復について専門医に学ぶ。

A8 DV/暴力を体験するということ 中島幸子
親密な相手からの暴力は女性にどのような混乱をもたらすのか。そのしくみを知り、DVからの回復のために必要なことについても考える。

A9・A10 ワーク:対人援助の基礎を学び、実践する 金香百合
当事者の回復とエンパワーを支援する対人援助者としての自覚をもち、自らの言動や価値観に対する敏感さを磨く。自己理解・他者理解・社会状況を総合的に深める。人間理解として、自尊感情や暴力の連鎖についても学ぶ。

A11 女性への暴力と社会構造 ②性暴力 角田由紀子 (A3参照)

A12 リプロダクティブ・ライツ ② 歴史の中の女性のからだと性 三輪和惠
歴史のなかで、女性のからだと性があつかわれてきた不当性に対して、明確に抗議の主張を掲げた近代日本の女性たち、彼女たちの主張をいまこの社会に生きる私たちは、学びさらに今後に活かしたい。

A13 相談・支援の現場で必要な法的知識 森 あい・片岡麻衣
DV、性暴力の支援において、司法のしくみはどうなっているのか。関連法律にはどのようなものがあるのか。弁護士の役割や探し方についても知る。

A14 行政の各援助制度の基本的な活用 鈴木純子
DV被害女性などへの万全で包括的な支援システムは、未だ確立されていない。支援者は縦割りの各制度を充分に把握して、当事者の最大利益を確保できるよう、有効に制度活用できる力をつけよう。

A15 今日の女性労働問題ーなぜジェンダー格差はなくならないのか 皆川満寿美
支援員として働く人にとっても、相談現場で出会う人にも、現実の労働問題を理解することは重要である。日本の企業は女性労働者をどう扱っているのか、なぜ雇用におけるジェンダー格差はこれほど大きいのか、考えてみたい。

A16 記録のとり方 池田ひかり
記録をとる目的、支援に役立つ記録の書き方・活用の仕方、記録の開示などを具体的に学ぶ。

A17 性暴力被害と支援 山本 潤
性暴力という言葉が聞かれるようになって久しいが、性暴力とは何か、どういう体験であるのかという事が理解されることは少ない。性暴力は被害者に何をもたらすのか、その影響と必要とされる支援について共に考える。

A18 セクシュアリティを学ぶ:ジェンダー規範という暴力 岡田実穂
人口の6〜10%はセクシュアル・マイノリティであると言われています。その実際を知らなければ、その人たちの困難に気付くことはできません。まずは様々なセクシュアリティを学ぶ中から、性の多様性を理解していきましょう。

A19  女性の自立支援とは何か 熊谷真弓
女性問題の視点から女性福祉を考え、母子生活支援施設、生活保護女性更生施設、精神障がい者生活支援施設などの現場で働いてきた講師の経験から学ぶ、女性の自立支援の課題、関係機関との連携、そして支援職について。

A20 リプロダクティブ・ライツ ③ 医療と女性の人権 大橋由香子
健康な子宮や卵巣を営利のために切除した富士見産婦人科病院事件。旧優生保護法において本人の同意なく行われた不妊手術。こうした現実に対抗する、女性の身体や健康、医療に関する考え方について。

A21 シングルマザー、子どもの貧困 赤石千衣子
DV被害そのほかの理由でシングルマザーとなった女性とその子どもたちが直面する困難、壁をどう乗り越えていけるか。母子世帯を支える公的制度、民間の社会資源の最近の現状についても伝える。

A22 DV、性暴力とトラウマ 菊池美名子
女性に対する暴力は、女性の身体だけでなく、こころにも深い傷を残すことが多い。その後PTSDと呼ばれる精神症状に長く悩まされることもある。心の傷と回復について、最前線の治療援助、調査研究を知る。

A23 性暴力被害ー警察と連携するには 成澤知美・稲吉久乃
被害に遭った方の支援をするためには基本として、性暴力と性犯罪の違い、司法の流れなどを知っておく必要がある。これらについて説明したうえで、事例を用いながら支援における留意点について考える。

A24 回復する力:“その後の不自由” 上岡陽江
子ども時代の被虐待経験やその後の性暴力被害、DV被害、薬物中毒、売春という「犯罪」など、たび重なるトラウマを生きのびてきた女性たちの物語から、回復の道筋をたどる。

●Bコース

B1 ケア労働とジェンダー — 支援者自身の働く状況を考える 皆川満寿美
介護や保育、DV被害者相談・支援などの仕事の対価は不当に低い。特に非常勤の多い相談業務などは自活できる標準的収入からも遠い。女性の自立支援を仕事とする人が自活できない矛盾を私たちはどう考えるか。

B2 女性への暴力と社会構造 ③ 家族と法 角田由紀子
女性への暴力を肯定している問題の一つに、古い体制と決別しきれていない家族法がある。戦後作られたことになっているが、実際には主要な部分で明治時代の家族法を引きついでいる。家族法を批判的な目で再検討し、あるべき家族法をも展望する。

B3 行政の各援助制度の主体的な活用 鈴木純子
「被害者支援とはなにか」を念頭に置いて支援者側の視点と立ち位置を確かめながら、援助制度の活用を考えてみよう。

B4 事例の書き方 丹羽雅代
事例検討は、支援の仕事においてとても重要なものになっている。このコマで適切な事例の書き方を学ぶ。

B5 性的マイノリティとは 麻鳥澄江
性別は男女の2区分、恋愛といえば異性愛=男女愛だけと教育されてきたが、現実はもっと広くて深い。決め付けからくる誤解や差別を点検し、法律や社会が多様な個性に対応するよう後押ししていきたい。

B6 外国人女性への支援 皆川涼子
暴力被害にあった外国籍の女性への司法支援に取り組んでいる援助者から、被害実態や被害女性をとりまく困難な状況、被害者が外国籍の場合の留意点などを学ぶ。

B7・8 事例検討:ファシリテータ・小西聖子
支援者が支援される、エンパワメントされることが実感できる「事例検討」の体験ワークショップ。

B9 病院における暴力被害者支援 加藤雅江
医療機関は、被害を発見しやすい立場にある反面、暴力行為を見逃してしまうと、状況をさらに悪化させてしまう可能性もある。見逃しを防ぎ、暴力被害の早期発見・早期対応のために、効果的な支援について考えてみたい。

B10 ディスカッション:トラウマの理解〜環状島をめぐって 宮地尚子
被害にあった当事者と、周辺の人々そして支援者との関係は。トラウマをめぐる人々の関係を深く理解するために。課題図書『環状島 トラウマの地政学』(宮地尚子著 みすず書房)を読んで話し合うゼミナール方式のワーク。

B11・12 私の仕事を語るー困難をどう受け止めるか 進行:丹羽雅代・朴和美・松山容子
自分の仕事を端的に語ることが多職種連携には欠かせない。いかに相手にわかるようにプレゼンテーションができるかで、仕事の質が向上する。そういったことを基礎に今の自分の仕事について語ってみる。

B13 感情労働としての支援の仕事 小宮敬子
支援者はいつも共感的で、忍耐強くなければならない—そんな思いに縛られて、自分のほんとうの感情を押し殺してはいないだろうか。自分をみつめ、負の感情を認めるとき、支援者は自分の真の力を引き出すことができる。

B14 リプロダクティブ・ライツ ④ 女性のからだと性の自己決定権 三輪和惠
女性が生きるうえで、自分自身のからだと性の問題を「リプロダクティブ・ライツ=女性のからだと性の自己決定権」という視点で明確にすることは重要な課題。その核心問題としての人工妊娠中絶をめぐる諸問題を考えたい。

B15・16 ワーク:面接技法を磨く 丹野眞紀子
面接技法をブラッシュアップするために非言語的コミュニケーション技術やストレングスをどのように応用するか。

B17  エンパワメントにつなげる安心・安全を与えるアプローチ 髙山直子
人や社会から傷つけられ「信じる力」が小さくなっている被害女性に安心・安全を与えるカウンセリングアプローチを分かりやすい言葉で紹介し、エンパワメントにつなげる支援に必要な意識とスキルを共有する。

B18 ワンストップ支援センターについて 平川和子
今、各地で性暴力救援センターが立ち上がっている。被害者を支援し、権利を回復できる救援センターの機能と役割とは何か。被害当事者の視点から救援センターの在り方を考える。

B19 20 事例検討:ファシリテータ・松田知恵
事例に関する相談現場再現を試みる。特に相手の心情を、ロールプレーをとおして疑似体験し、事例を検討する

B21 リプロダクティブ・ライツ ⑤ 医療と女性の人権 柘植あづみ
体外受精、代理出産、出生前検査……生殖技術が進展する一方で、女性たちが被る精神的身体的苦痛は語られることが少ない。妊娠・出産・不妊治療・流産・婦人科診療をめぐる女性たちの語りから医療における女性の人権を考える。

B22 子ども虐待対応の現場から 山本恒雄
日本における子ども虐待の実態、子ども虐待に取り組む公的機関や民間団体の活動、現状の問題点や今後の課題を概観する。

B23 混乱をもたらすコントロールとは 中島幸子・西山さつき
分かりにくい支配や攻撃の形である「受動的攻撃」について考える。DV の加害者や時に支援者も用いる場合がある「受動的攻撃」に気づいていく重要性を伝える。

B24 ワーク:支援者自身のからだ 竹森茂子
勉強しない学ばない。思いきり遊んで、頭とからだを解放しよう! ストレスやからだの疲れをリセットして、しなやかなこころとからだを感じよう! 自分自身のからだについて考えてみませんか。

●SANEコース

S1 SANEの役割と課題 加納尚美
SANE: 性暴力被害者支援看護職に求められる役割、資質、知識とは。日本の現状に即した中で、どのような活躍が期待されているのか。

S2 法看護の実際/IAFNとは 米山奈奈子
法看護学とは、医学と看護学をベースに法律にかかわる諸問題に対処する看護学の新分野で、諸外国では、暴力・虐待被害者のケア、暴力加害者対応、触法精神障害者のケア等が展開されている。国際学会としてIAFNを紹介し、日本のJAFNの活動の可能性を探る。

S3 ワーク:差別の感覚 朴 和美
差別の感覚を理解するために、見知らぬ人や異なる事象に対する自分の中の寛容度を探ることから始めませんか。対人支援に携わる者にとって、日々の思考や行動に影響を与えている認識枠組を知っておくことは大事です。

S4 女性の権利と健康 麻鳥澄江
人工妊娠中絶の問題に焦点を当てながら、世界の女性運動の歴史と現在までの流れ、現状を伝える。また、SANEができる「権利擁護」の行動についてもふれる。

S5 医療者が知っておくべき支援の原則 家吉望み
DV/性暴力被害にあった人に医療的ケアを提供するうえで、何に注意すべきか。やってはいけないこと、言ってはいけない言葉、SANEだからこそできることや限界について、支援の原則を学ぶ。

S6 被害者の理解:社会(マクロ)編 土井真知
DVや性暴力に関する資料や調査結果から、被害の実態、一般社会で信じられている誤解と事実、社会において被害者が置かれている状況等を考える。支援の現場でとまどわないために。

S7 DV相談機関の活用 池田ひかり
虐待対応とは異なるDV被害者支援の基本的なスタンスやDV被害者支援体制とその利用方法を具体的に学び、支援ネットワークの中での医療者が求められる役割について理解を深める。

S8 様々なトラウマの影響に対する取り組み(セルフセラピー)の紹介 谷 裕子
トラウマによる症状を軽減する方法の一つとしてのセラピーを知る。

S9 ワーク:看護の実際 ① 三田村博子
DV事例のアセスメントをしてみましょう。

S10・S11 保健医療対応:子どもの性暴力被害編 子どものアセスメントと多機関連携 山田不二子
性暴力被害にあった子どもにはどのような症状が起きるのか。性虐待の疑いがあったとき医療者として気をつけなければならないことは何か。発達過程にある子どもの支援の特徴について解説する。

S12 ワーク:対人援助の質を高める 金香百合
最も困難な状況にあって、援助者が当事者の回復のためにすべきこと、できることは何か? 対人援助の原点に立ち返りつつ、自分自身の援助の質的向上をめざす。人間力・社会力・対話力を伸ばし、自分の<ぶれ>の意識化と、バーンアウトの予防やセルフケアについても備える。ホリスティック・ケアの概念についてもふれる。

S13 保健医療対応:産婦人科編 妊娠、性感染症 丸橋和子
性暴力被害によるからだへの影響はどのようなものがあり、緊急対応と長期的ケアとしてどのようなものが必要か。

S14 性暴力被害の急性期看護の基本 家吉望み
性暴力被害者に対する急性期看護についてポイントを確認する。

S15 被害者の理解:当事者(ミクロ)編 中島幸子
夫や恋人など信頼する人からの性暴力は、身体的暴力や心理的精神的暴力、経済的暴力と同様に大きく、そしてこれらとは異なった性質の、深い傷つきをもたらす。それは何故なのかを考える。

S16 保健医療対応:法医学編 創傷記録 主田英之
 身体的外傷の特徴と治癒経過をふまえ、暴力被害に関連する身体的外傷を正確に観察し、記録することはSANE にとって重要な仕事の一部。後に医学的証拠にもなりうるカルテ記載ができるよう、その知識や方法を学ぶ。

S17・S18 ワーク:看護の実際 ②・③ 家吉望み・中村早希・三隅順子・主田英之・三田村愽子
性暴力のアセスメントのポイントを押さえ、証拠採取や記載方法を演習する。

S19 私たちにできる連携 ①  三隅順子
これまでの講座や地域・職場において得られた情報・知識から、自分たちなりに連携を模索する。当事者の様々なニーズに応えるための連携作りには何が必要か考える。

S20・21 保健医療対応:精神科編 PTSDとそのアプローチの実際 白川美也子
PTSDへのアプローチの実際について架空ケースを通して学ぶ。出来事インパクト尺度を用いた心理教育、フューチャー・タイム・ライン技法を用いた回復にむけての小さな目標作り、リラクセーション技法の習得を目標にする。

S22・23 私たちにできる連携 ② ③ 三隅順子

S24 保健医療対応:地域行政編 行政の被害者相談と他機関連携 稲吉久乃
犯罪被害者等基本法には国と自治体と国民の責務があるとうたわれている。自治体としての支援を事例を通じて知って、使っていけるようにしたい。

S25 二次受傷、感情労働、セルフケア 米山奈奈子
被害者支援では、支援者は支援を通して二次受傷を負う危険性がある。特に感情労働の特徴を理解した上でセルフケアの重要性を再認識できることを目指す。

S26 性と法律 角田由紀子
医療現場は社会に深くつながっている。そこで、当事者の求めに応じることのできる仕事をするには、性と社会と法律との関係を知って考えてほしい。患者の存在そのものが社会的であることを共に再確認したい。

S27 支援の継続と発展 修了式/ふりかえり 平川和子
SANEでの学びについて各自の体験と知恵を出し合い、支援の継続と発展について考える。痛み、涙、笑い、悲しみなどさまざまな感情を自分の変化の糧として、新たな希望や抱負を拓く。