2015年度9月公開講座

女のからだ—私たち自身
「産む性」と国家・・・・終了しました

荻野美穂さん 「産む・産まないをめぐる攻防ー女たちの運動の歴史から」
北原みのりさん 「活用されないための闘いを考える」
司会 柘植あづみ
【日 時】2015年9月26日(土)13:30〜16:30
【会 場】 明治学院大学白金キャンパス3号館 3203教室
東京都港区白金台1−2−37
最寄駅からのアクセス
○ 品川駅から
J R 山手線・京浜東北線・東海道線・横須賀線・東海道新幹線 / 京浜急行線
高輪口より都営バス「目黒駅前」行き「明治学院前」下車
○ 目黒駅から
J R 山手線 / 東急目黒線 / 東京メトロ南北線 / 都営地下鉄三田線
東口より都営バス「大井競馬場前」行き「明治学院前」下車
○ 白金台駅から
東京メトロ南北線 / 都営地下鉄三田線 2番出口より徒歩約7分
○ 白金高輪駅から
東京メトロ南北線 / 都営地下鉄三田線 1番出口より徒歩約7分
○ 高輪台駅から
都営地下鉄浅草線 A2番出口より徒歩約7分
【参加費】(資料代) 会員1,000円  会員外1,500円 学生 500円


女のからだの歴史。それは国家によって性と生殖が管理されてきた歴史でもある。そして、男と医療によって客体化され、商品化されてきた歴史でもある。でも、女たちはやられっぱなしではなかったはず。知恵と力をあわせ、自分のからだを感じ、他者との関係を変え、政治や社会を動かし、生きてきた! 「性」の多様性が受け入れられつつある一方で、国家による性と生殖への管理が強まっている今だからこそ、歴史を振りかえり、「新しい闘いかた」を語り合いたい。

講師プロフィール

おぎのみほ
元同志社大学教授。専門は、女性史、ジェンダー研究。著書に『ジェンダー化される身体』(勁草書房、2002)、『「家族計画」への道 近代日本の生殖をめぐる政治』(岩波書店、2008)、『女のからだ フェミニズム以後』(岩波新書、2014)など多数。

きたはらみのり
作家。1997年女性向けのセックスグッズショップ「ラブピースクラブ」を立ち上げる。著書に「アンアンのセックスできれいになれた?」(朝日新聞出版、2011)、「奥さまは愛国」(河出書房新社、2014)、「メロスのようには走らない」(KKベストセラーズ、2014)など多数。

つげあづみ
明治学院大学大学院教授。NPO女性の安全と健康のための支援教育センター副代表理事。専門は医療人類学・生命倫理学。女性の健康、生殖技術などについてジェンダーの視点から調査・検討してきた。著書に『生殖技術―不妊治療と再生医療は社会に何をもたらすか』みすず書房、2012年、『<妊娠>を考える―からだをめぐるポリティクス』NTT出版、2010年など。

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